にゃんとかせんば出雲町~人もねこもwin-winな地域猫活動~
- 名 称:
- nfs cats (エヌエフエスキャッツ)
- 所在地:
- 長崎市
- 概 要:
- 長崎市出雲町で、自治会と連携した住民主体の地域猫活動に取り組んでいます。
自称・ネコーディネーター
ナガノユウコさん
- コラボ商品
- 動物愛護
- 地域活動
活動名の由来
長崎外国人居留地【nagasaki foreign settlement】の頭文字【nfs】に【cats】を足して【nfs cats】。
グラバー園や大浦天主堂などの世界遺産を保有する旧長崎外国人居留地地区は、長崎県を代表する観光地。そこに隣接する出雲町から地区一帯へ取り組みが拡大し『人にもねこにもやさしいまち』のモデルケースになれたら、との想いを込めて名づけました。
活動内容
地域猫を捕獲し不妊化して元の場所に戻す活動(TNR)プラス、管理(マネジメント)をするのが地域猫活動の基本です。
出雲町の場合、日々のお世話を住民ボランティアが、TNRや頭数の把握およびデータ管理をnfs catsが行っています。”地域に生息する飼い主のいない猫=地域猫”について話をすることをネコミュニケーションと呼び、これまで誰に言いようもなかった住民たちの声を拾い集めながら地域猫活動に昇華させていくのが私の役割だと思っています。
まさに、ひと・まち・ねこの調整役。これがネコーディネーターと名乗る所以です。
拡がる地域猫活動
毎週集まってねこ会議、回覧板を作って住民に活動の進捗を周知、ねこ調査を兼ねてゴミ拾い、ねこのためにトイレやマンションを設置…TNRと並行して、自治会の皆さんと共にできる限りのことをやりました。
すると始めて半年ほどで、活動に参加している参加していないに関係なく住民の間にネコミュニケーションが増え、笑顔が増えたのがわかりました。
そしてそのしあわせは伝染し始めます。隣の自治会、そのまた隣と拡がって、今では出雲町にある3つの自治会すべてが地域猫活動に取り組んでいます。
nfs catsのこれから
テレビや新聞から取材を受けたのを機に「取り組みについて知りたい」というお問合せが増え、長崎市内の大学生や高校生、県外から修学旅行で訪れた中学生、他地区の連合自治会などに向けて事例発表も行ってきました。経験者の生の声を届けることやネコーディネーターの養成が他のまちでも必要とされていると感じます。
”猫”と付いていても、地域猫活動は言わば『まちづくり活動』。福祉や教育、環境、観光など、様々な分野の専門家が知恵を出し合いクリアなネコミュニケーションをとることで、みんなのやさしさがいい方向へ向かう日が来ると信じ、私にできることを続けていきたいです。
チャリティーグッズ販売
「ねこの可愛いグッズを通して、活動を続ける人のことや取り組んでいるまちのこと、ねこの生き方について知ってもらえたら」との想いで、チャリティーグッズを製作し販売しています。
出雲町に実際にいる猫や長崎居留地をモチーフとした完全オリジナルグッズと、「長崎の変」公式キャラクター”にゃーが”のグッズもあります!売上の一部は地域猫活動および保護猫活動の資金に充てさせていただいています。