新たな
取り組み
NEW INITIATIVE

かわいい波佐見焼の
グッズがたくさんだにゃ

工房紫明の「笑いの変」

名 称:
工房紫明
所在地:
波佐見町
概 要:
笑いあふれる日々に感謝しながら、波佐見焼を製造して、
長崎の山奥の小さな工房から、エネルギーを発信し続けます!

中山美奈子さん

  • コラボ商品
  • 伝統工芸

「工房紫明」の
根っこの思い

私たちが暮らす波佐見町は、長崎県の中央部にある、海も駅もない、人口約14,000人の小さな町です。町の2~3割の人が、陶磁器製造に携わっている分業制の町に生まれ、伝統工芸士の父の背中を見て育ちました。
今は亡き父の想いを受け継ぎ、三姉妹で「波佐見焼」を創っています。信頼できる数名のスタッフにも恵まれ、山奥の工房にはいつも笑いがあふれています。「毎日使うものだからこそ、にっこり笑顔になれる器を。」「長くご愛用していただきたいからこそ、より品質の良い器を。」お客様の人生に寄り添い、お話しをお聞きして思いを込めた世界に一つだけの器をお創りすること。
父の跡を受け継ぎ、12年目を迎える今、私たちの根っこの思いが、お客様の子供さん、お孫さん、親戚の方、ご友人へと伝わり続けていることに心から感謝をしながら、全国から寄せてくださるご依頼品創りに日々励んでおります。

「長崎の変 波佐見焼貯金箱」誕生秘話

「長崎の変」プロジェクトが誕生し、長崎県がひとつになって漕ぎ出した革命に心惹かれました。長崎県庁の方から「長崎の変に参加を」と、届いたメールにすぐにお返事をさせていただいたことを覚えています。ちょうど、人類を脅かす感染症のパンデミックで経済も暮らしも不安定の時期でした。お客様から「長崎に行きたいのに行けない」というお声をたくさんいただきました。
自分たちに何もできないことをもどかしく思っていたところに偶然届いたメールとお客様のお声をヒントに、「長崎の変 波佐見焼貯金箱」を発案。「この貯金箱にお金を貯めて、いつか貯まったお金で長崎に来てね。」という思いを込めて誕生させました。常日頃、お客様の思いに寄り添っていたからこそ、思いをカタチにすることができたのだと自負しています。雨はやがて止み、晴れやかに外出できる日がきっと来ると、「希望」を貯金箱に詰め込んで全国発送がスタートしました。

工房紫明の「笑いの変」

全国各地、伝統工芸品に携わる職人が減り、材料が手に入らなくなったものもあり、存続が危ぶまれています。「波佐見焼」も例外ではないと思っています。私たちは小さな工房ですから、たくさんの資金で革命を起こすことはできませんが、「技術」を磨き続けること、「こんなのあったらいいな」のお声をカタチにすることを続けていれば、いつか魅力を感じてくれる跡継ぎが現れてくれるのではないかと日々笑進しています。
笑って進んでいれば、笑いの連鎖で、波佐見町に移住される方や窯業に興味を持ってくださる方もいらっしゃるのではないかと期待を胸に秘め。とは言っても、「地味に何かと大変」なのが本音。だからと言って、笑顔を忘れて諦めたらそこでおしまいです。町の各地では、エネルギー溢れる方々が、「波佐見焼の魅力」を発信されています。
おかげさまで、「波佐見焼」の認知度が高くなってると感じています。近くで感じることができるエネルギーの恩恵を受け、これからも自分たちなりの「笑いの変」で、好奇心旺盛に自分たちにしかできないことで異色を放ち続けようと思っています。
「にゃーが」の本名の如く。「にゃーが・さき・にゃいす・チェンジ・せにゃ・スマイル・きらり・ココ・がんばるにゃん」。
スマイルきらり☆です。

福のご縁

工房紫明「二代目作家はな」のデビュー作は、「お福さん」柄の器です。お客様の心に寄り添ううちに、作風もまぁるくなり、心が和む縁起物や福がやって来そうな絵柄が年々増えております。2016年に長崎空港で出店していた際、関東のデパートの方から「このお店ごとデパートに持ってきてください」とお声をかけていただいたことがきっかけで長崎物産展に出展させていただくことになりました。そこでご購入いただいたお客様の一人が「長崎の変」クリエイティブプロデューサーを務めていらっしゃる福山雅治さんのファンの方だったようで、「福のご縁」ということで弊社の商品をSNSで投稿されていました。その投稿のおかげでたくさんの福山雅治さんのファンの方とお話するきっかけが出来ました。
「長崎の変」グッズの話題で更に絆は深まり、今では、関東の方からも定期的に工房に遊びにいらしてくださいます。長崎に来られる日を指折り数えて楽しみにされているので、私共は、長崎の地で、お会いできるご縁に感謝しながら、楽しみにお待ちしています。

「にゃーが」と波佐見焼
新商品作り

常日頃から、波佐見焼を用いてできるアイテムを開発しています。写真の「ネコの手つぼ押し」は、大石知事×福山雅治さんのにゃんとかせんば対談で福山雅治さんが手に持たれていた、「ねこの手指し棒」をヒントに、波佐見焼で癒しのつぼ押しを開発しました。皆様を、あっ!と驚かせ、目から鱗が落ちるような商品企画をすることを念頭に、これからも「にゃーが」デザインの「こんなのあったらいいな」を商品化し、全国の方に「長崎の魅力」や「にゃーが」を広めていけたらと思っています。
最近、「長崎の変ってなに?」「この猫はなに?」と、まだご存知ではない方にお会いしたら、つい、熱く語り始めてしまいます。熱い語りがお聞きになりたい方や、波佐見焼をもっと知りたい方は、ぜひ、工房紫明GALLERYHANAへお越しください。貯金箱は、波佐見町のふるさと納税返礼品としても登録しています。波佐見焼の美しい磁器と、「にゃーが」デザインのコラボ品をお手に取って楽しんでいただければ嬉しいです。まだまだ、新商品が続々と登場予定です。ご期待ください。長崎の山奥の小さな工房から、エネルギーを発信し続けます!

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